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【アーユルヴェーダ】ヴァータ体質の食事法|ヴァータを整える食べ物は?

2019年3月19日

アーユルヴェーダでは、すべての人はドーシャと呼ばれる3つのエネルギーを持っていると言われています。

人それぞれドーシャの性質は異なりますが、ドーシャのエネルギーは3つに分けられることを前回ご紹介しました。

今回は、「ヴァータ」と呼ばれるエネルギーを強く持っている人の性格/性質や食事法についてみていきましょう♪

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【アーユルヴェーダ】ヴァータ体質とは?性格と身体的な特徴

アーユルヴェーダでは、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つのドーシャを誰もが持っていて、生まれつきもっとも強く働くエネルギーがその人の特徴となって表れるそうです。

前回ご紹介した体質診断では、強く働くドーシャが2つ同じだけあったり、3つ均等に表れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

☆アーユルヴェーダ体質診断ご紹介ページはこちら☆
アーユルヴェーダの意味や効果を簡単にご紹介!あなたはどの体質?

 

より多い点数が強く働くドーシャとなりますが、2つ同じ数をもつ『ヴァータ・ピッタ体質』や『ヴァータ・カパ体質』etc.

3つ同じだけ持つ『ヴァータ・ピッタ・カパ体質』など人によって個性が細かく分類されることになります。

今回は、特にヴァータ体質を多くもつ人の主な体質や性格について詳しくみていきましょう。

ヴァータの体質と性格(バランスが取れているとき)

ヴァータタイプは、エネルギッシュで明るく元気!

風のように常に動いていて行動的なイメージですね。イキイキしていて太陽のように周りの人を元気にしてくれます。

身体的な特徴は、スリムで胸が薄く、目は小さい方が多いそうです。

そんなヴァータタイプがバランスの良いときはコチラ♪

ヴァータの体質と性格(バランスが取れているとき)

・活発、機敏で創造力豊か

・好奇心旺盛

・短期的な集中力と記憶力に優れている

・基本的にスリム。全体的に骨ばっている

・傷の治りがはやい

ヴァータの体質と性格(アンバランスのとき)

ヴァータが乱れてくると、心理面や体調面での変化によく表れてくるので気づきやすいかと思います。

次の傾向が目立つようになってきたら、ドーシャのバランスを整えていきましょう。

ヴァータの体質と性格(アンバランスのとき)

・落ち着きがなくなり、何事も集中できずに不安になる

・不眠症

・乾燥肌で髪の毛も乾燥しがち

・しわが目立ってくる

・頭痛、関節痛、手足の冷え、便秘

【アーユルヴェーダ】ヴァータ体質~乱れてしまう原因と改善方法

ヴァータが乱れてくると、集中力や持続力がなくなり本来の活発さが発揮できなくなってきます。

ヴァータのバランスが乱れてしまう原因はどこにあるのかを知り、早めにサインに気付いて整えていきましょう!

ヴァータが乱れる原因は?

ヴァータが増えてしまう原因は、主に「活動過多」と「冷えと乾燥」です。

活動過多とは、例えば過密スケジュールやハードワーク。

常に動き回っているヴァータタイプは、いつの間にか肉体や精神を酷使してしまいがちです。

また、冷えと乾燥が強まる季節(晩秋から冬)もエネルギーが乱れやすいので注意が必要です。

ちょっと調子がいまいちだな、と感じたら早めに改善していきましょう。

ヴァータが乱れたときの改善方法

ヴァータのエネルギーを整える方法はずばり、「ゆったりとした休息」と「温かく潤う」です。

乱れてしまう原因の真逆の力を持つ方法で中和するというアーユルヴェーダの考え方です。

常に動いているヴァータタイプは、1日の中に10分でもいいのでリラックスタイムを意識的に作るようにしましょう。

と言っても、ヴァータが乱れているときはリラックス自体が難しいと感じるかもしれません。

その場合、好きなアロマを炊いてみたり、ヨガやオイルマッサージをすることもいいそうです。

※オイルマッサージは、加熱処理したゴマ油を使うとより効果が期待できるそうです。

ポイントはじっとせずにゆったりと動きながらリラックスすること。

次に、温かくて潤いのあるものをとるように心がけることが大切です。

例えば、お鍋料理を食べたりハーブティーを飲むなど身体を温めることでバランスを整えていきましょう。

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【アーユルヴェーダ】ヴァータ体質の食事取り入れると良い食べ物とおやつレシピ♪

アーユルヴェーダでは、ヴァータに良いという食べ物が「甘・酸・塩・重・油・熱」です。

ヴァータは軽くて乾燥した要素が多いイメージですよね。

増えすぎたヴァータを中和させるために積極的に選ぶと良い味は、「甘味」「酸味」「塩味」と言われています。

油分を多く含んだ食事が鎮静させてくれるので、この3つの味を中心とした温かい食べ物を積極的に取り入れて下さい。

甘味の詳細

穀物:米、小麦、とうもろこしなど

豆類:さや豆、レンズ豆、えんどう豆など

乳製品:牛乳、ギー、クリーム、バターなど

果物:いちじく、ぶどう、柿、西洋なし、なつめ、ドライフルーツなど

野菜:調理されたジャガイモ、さつまいも、にんじん、カリフラワー

糖類:黒砂糖、三温糖、白砂糖、はちみつ

酸味の詳細

果物:レモン、ライム、グレープフルーツ、オレンジなど

乳製品:ヨーグルト、チーズ、サワークリームなど

発酵食品:果実酒、酢、ザワークラフトなど

飲み物:炭酸飲料

塩味の詳細

塩の種類:岩塩(その他すべての塩類)

加工食品:塩辛い漬物、ふりかけ

調味料:醤油、味噌など

軽やかなヴァータタイプの方へ♪おすすめの食事方法はコチラ

明るくて周囲の人を楽しませるヴァータタイプにおすすめの食事ポイントです。

忙しい日々を過ごしているうちにスタミナ不足になりやすいので、定期的に食事面にも気を配ってバランスを整えていきましょう!

朝食時、白湯を一杯飲む。
ごはんやパンなどの穀物をとりましょう。
(野菜スープ、みそ汁、炊き立てご飯、トーストしたパンなどがおすすめ)

昼食時、パサパサしたものは避けて、水分と油分を適度に含む温かいものを。
(ショウガ入り野菜炒め、炊き立てごはん、豆腐入り味噌汁orスープ、新鮮な乳製品など)

お昼より軽めにして、8時までに夕食終えるのが理想的です。
根菜類を使った料理を中心に

 

ヴァータのおすすめおやつ♪

忙しくなりがちなヴァータタイプの方は、リラックスタイムでほっこりする時間が大切!

3時のおやつには、焼き芋やふかし芋がおすすめです。

ハーブティーは、シナモンやラベンダー、ローズマリー、セージなどを選んで一息入れましょう(^^)

まとめ

いかがでしたか?

『アーユルヴェーダ~ヴァータ体質の食事法|ヴァータを整える食べ物は?』についてご紹介しました。

最近、疲れやすくなってきたなと感じた時に、ぜひドーシャに合った食べ物を取り入れてみてください。

参考文献:インド式美容健康法アーユルヴェーダ|心と体の快適セルフエステ/綿本彰 著
参考文献:からだの毒をきれいに出す食べもの百科/蓮村誠 著

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